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春のフランス 

4月14日(日)~

ベトナムから日本へ帰ったのも束の間、今度はコルシカのワークへ向けて再びフランス
へ飛びました。
Parisからはすぐに移動し、まずはスイスへ。
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庭にはかわいいお花や、やわらかくて美味しそうな新芽がびっしりです。
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冬には見なかった光景でうれしい。
さっそくその日のサラダ用にタンポポ、すみれ、種付け花、マーシュ、エゴポッド、
アイユ デ ウルス(熊にんにく)などを摘んで。
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マスカルポーネをベースにしたソースでいただくと、春の味が口いっぱいに広がりました。
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そしてコルシカへ向けて少しづつ南へ。
向かう途中、フランス中央の山、そして南仏に近づくにつれてさらに山の形が変わってきます。
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お天気が良くて絶景。

南仏バレームの夏のワークショップの家へ到着。
こちらもまた春の野草があちこちに顔をだしていました。
ここではさらにBerceという夏に美味しく料理をした野草の新芽をすこし摘んで、
これは素揚げにしたらかりっとして、スッとした感じとかすかな苦味も美味しい。
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夏にはたわわに黄色い実をつけていたプラムの木、今は花盛りでお花見気分。
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冬に仕込んだ味噌はどうかな~?とみると、表面にカビはあるもののいい具合。
無事に転地返しもでき一安心。
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美味しくな~れと声をかけて。

ここではあちこち片付けの後はコルシカのワークに向けて食材の準備。
今回は1週間のワークが2回、そしてそれぞれの参加が20人以上とあって、食材も
半端ない量になります。
25人が2週間分の食料ってどんなもんなんでしょう?
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何となく作るものをイメージして、量を見積もってはみたものの、足りるのかどうか
ドキドキしながら車に積み込みましたが、これだけですでに車の中はいっぱい。
レシピの準備やらなんやら、ここまでやってもう疲れ気味・・・

コルシカ島はフランス南部の地中海に浮かぶ島。
イタリアのサルディーニャ島にも近く、イタリアの影響もたくさん受けています。
気候も南部、地中海ということもあって暖かく、植物や果物などの食べ物もまたフランス
本土とは違う豊かさがあります。
友人が住んでいることもあって、一度葡萄の収穫にあわせて行った事はありますが、
今回行くのは島の真ん中ぐらいのアジャクシオからさらに北に向かったあたりが中心で、
まったく行くのは初めて。
そして海もあり、山もありで野草の分布もかなり広くなる模様。
どんな野草に出会えるのやら、どんな料理ができるのやらドキドキしながらイメージして
1週間の仮のプランを立てて出発です。



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フランス流 新年の愉しみ 

1月13日、14日

8日に無事に日本に着き、久々の青空の見えるお天気に嬉しくなりました。
パリに着いた2日から出発の日まで、毎日が時々小雨も降るどんより曇り空。
さすがに気分が滅入ってくる。
太陽のパワーはありがたいです。

そんな気分のあがったところで、帰った翌日から早速週末のイベントに向けての準備を始めました。
薬草Labo.棘さんのイベント「私の知ってるフランス展」でフランスの田舎、家庭料理と
ガレット・デ・ロワをお出しする予定がすでに入っています。
そのために重量制限ぎりぎりではらはらしながらも、フランスから美味しい食材をしっかり携えて
帰ってきました。

フランスにいる間に試作してみたり、メニュー構成をある程度組み立てている間にほぼこれでいこう!
というイメージはできていたので、後は日本の食材次第。
畑にある野菜や旬のお魚などと相談して。

今回はガレット・デ・ロワのお菓子の仕込みと料理の仕込み、そして迷った末に美味しいパンを買いに
行く暇がないので久々にパンも焼くことに。
どっちみちガレットでオーブンを使うのだから、その間に発酵させて焼いたらうまくいくかなという
考えもあったのだけれど、そこはちょっと甘かった。
パイ生地のガレットはなるべく涼しい状態で作業をしないと生地がだれてしまうし、パンは暖かいほうが
発酵がしやすい。温度の好みが正反対の二つを同時進行してしまったから、涼しい部屋と暖かくした部屋を
行ったり来たり。なかなか管理が大変でした。
今回はガレットを6台で3回転、その間にパンを2回転。
アーモンドクリームは1日は寝かしたほうがいいので前日に作り、カスタードクリームも作って
クレームフランジパーヌにしたものを生地につめて焼きました。
きれいに焼きあがり満足。
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柄はいろいろありますが栄光の意味があって縁起がいいとされる月桂樹のモチーフに。

そして、パンは全粒粉とライ麦をあわせたシンプルなカンパーニュのみ。
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久々にしてはまあまあの焼き上がり。

当日棘さんに行ってみると、タマミさんの素敵なアンティークが昭和の作りの日本の家に美しく
並んでいました。
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温かみのある木の家に並べられたフランスのアンティーク、懐かしいような気持ちになるから不思議です。
準備もあるから時間もあまりないのだけれど、ついつい手にとって眺めてみたくなってしまいます。
久々にタマミさんの素敵なセンスに触れさせてもらい、また気分があがりました。

そしてふと顔を上げると、奥にはバンっとふみかさんの勢いのある水墨画の大きな作品。
目に飛び込んできて思わずブルっと鳥肌がたちました。
パリに滞在して描き上げられた作品、私もちょうどその時期パリにいたので1日だけお会いして、
パリの生活のいろいろを語り合いました。
自分の思い通りばかりにはいかない、その時の思いがよみがえる気がして、そしてふみかさんのゆるぎない
美しいものへの思いが表現されている世界がその1枚にこめられている感じがしました。
力強くて美しい世界、素敵です。

そして準備をしている間は養生園でも一緒に仕事をした、すみさんのピアノの演奏会。
今回はフランス展ということで、すみさんがセレクトしたフランスにまつわる曲をクラシックから、
シャンソンまで。
そしてみんなのフランスの思い出などを聞いた後は、そのイメージですみさんの得意な即興演奏。
皆さんの話はあまり聞こえないのだけれど、その後の演奏で1日目と2日目のイメージが大きく違ったの
が印象的でした。
そしてすみさんの即興は本当にのびのびと気持ちよく、料理を準備するのもとても楽しくなります。
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これは2日目の朝。庭の見える景色にピアノの音が響いて、贅沢な気持ちいい時間でした。

そんな参加の方の力をいただきながら、準備させていただいたお料理。
今回は寒い冬にあたたまる、山の田舎、家庭料理のイメージでご用意させていただきました。
鰤と葱の松の実マリネ。
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鰯をイメージしていましたが、たまたま美味しそうな鰤をみつけたのでこれも冬ならでは。

そして標高1200Mの山の寒さの中でじっくり乾燥、熟成された山のソーセージ。
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大根、蕪、ごぼう、人参、長いもなどたっぷりの和野菜のピクルスと一緒に。
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そして温かいお料理は、トランペット茸とレンズ豆、キャベツの煮込みとタルティフレット。
タルティフレットはフランスのSavoieサヴォワ地方、アルプスの山の方の郷土料理の一つです。
私が昔留学した場所で何度も食べて、心も身体も温まった素朴な料理です。
本当にどこにでもあるようなじゃがいも、玉ねぎ、ラルドンにルブロッションというその土地のチーズ、
そして生クリームなどとてもシンプルな材料ですが、それぞれの相性が絶妙なのです。
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ホクホク温まってもらえたらという気持ちで作りました。
もちろん乳製品たっぷりで、フランス人のように大盛を食べたら胃腸が重くなってしまうので、山盛りの
グリーンサラダを添えて。
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最後のお楽しみはチーズ、全8種類。ヤギのチーズ、牛のチーズ、そしてウォッシュタイプに
セミハードタイプ、ブルーなどなかなか食べれないものを食べ比べてもらう感じで。
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チーズは味も食感も香りも本当にそれぞれなので、ちょっとどきどきしながら食べるのも楽しい。
ちなみにチーズはフランスでは食後のデザート代わり、デザートを食べる時はその前なので、今日も
フランス気分で最後にお出ししました。
すっかりこの頃には皆さん和んで、わいわいとフランス話やらで盛り上がっているのが
聞こえてくるのがいい雰囲気。

そして今回のお楽しみの一つ、ガレット・デ・ロワ。
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王様たちのお菓子という名前のこのお菓子、シンプルなアーモンドクリームのパイですが、フランスでは
1月に食べる季節のお菓子。
本来は1月6日のキリストの公現節を祝ってこの日に食べるものですが、フランスでは2日からすでに
パンやさんやお菓子やさんに並び始め、1月いっぱいはみんなあちこちで食べて楽しんでいます。
そしてこの中にはフェーブと言われる小さな陶器の人形が入っていて、これが当たった人はその年1年
は皆の祝福を受けてその日は王様(王妃様)に。王冠がのっているのはそのため。
フェーブとはそら豆のこと。その昔は本当に乾燥したそら豆が入れられたことからこの名前がついたと
言われています。
タマミさんが展示されていたアンティークのフェーブ。
フェーブにも今はいろんなタイプがありますが、この素朴さがなんともかわいいです。
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せっかくの1月のイベント、ならば新年を祝ってフランスの新年の愉しみを味わえるお菓子をぜひに!と
いうことで提案させてもらいました。

さて両日とも2台を切り分けたので、王様は二人づつで4名、そしてスタッフでその後楽しんだ中にも1名。
誰に当たるのかわくわく。
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ずらっと幸せな顔です。
当たった人はなぜか1月10日、11日、12日生まれが3人も。
誕生日の祝福ですね。
そしてそれを一緒に祝う皆さんに幸せパワーが届いたに違いないです。
今年1年、皆さんが祝福で満たされますように・・・

新年会のような気分で私もとっても楽しかったです。ありがとうございました!
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仕入れ 

1月3日~

帰ってからのイベントに備えていろいろ買っておきたい備品や食材。
さっそくリストアップして、3日から街を動くことに。

まずは調理道具やさんに向かってみると、何と棚卸しやらお正月休みやらですべて3日
までお休み。
この日は他の用事を済ませ、4日にもう一度出向くことに。
今回作る予定のガレット デ ロワの王冠や小さな陶器の人形、フェーブも気に入ったのが
無事に見つけられてほっ。
そしてオーガニックのマルシェや、オーガニックスーパー、チーズやさんなどそれぞれに美味しいと
思える食材のある場所をめぐってぐるぐる歩きまわる。
12月に着いたときにチェックして試作などをしたものもあるから、だいたい目処はついているつもり。
でもこれが実際の食材を目にするとあれもこれも美味しそうに見えて迷ってしまう・・・
今回買ったチーズやさんは本当に状態のいいチーズがきれいに店中に並べられ、どれもこれも美味しそう。
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そして相談して味見させてもらうと、本当にこれが美味しい。
迷いに迷ってここでは6種に決めました。
そして他のマルシェでも今が旬なものをみつけては購入。
これは自分の為じゃないからと言い聞かせつつも、結構なお買い物。
予算オーバーなのは覚悟の上だけれど、ついつい食べ物に関しては財布の紐がゆるくなってしまう。
美味しいものへの欲、困ったものです。
みんなでシェアするのだからよし、よし。

こんな買い物の合間に気になるのが、街中で売られているガレットデロア。
今回は人数も増えたから作ると決めたものの、まずは本場で物色。
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小さく一切れサイズに切られているのを味見してみたり、写真をとってみたり。
シンプルなものがほとんどの中に有名お菓子屋さんなどでは、オリジナルのちょっと凝ったガレット
も売られていたりする。
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すでに2日からあちこちで見かけるけれど、6日がキリストの公現節で、この日にガレットデロワ
を食べるのがもともとの慣わし。
遅れてパリに着いたパートナーと小さめのを買って切って食べてみることに。
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お腹もいっぱいだったので8等分して、最初にパートナーが一口かじったところでガジッ。
見事に一口めでフェーブが大当たりでした。
前日の5日は誕生日だったし、祝福されたんでしょうね。
私の楽しみは一瞬にして吹き飛びましたが・・・(笑)




Paris再び 

1月2日

朝から車に荷物を積み込み、出発の準備完了。
昨日の雪が山道にもかなり残っていて、無事に降りられるか祈りながらゆっくりと
山を下りました。
下に下りてしばらくすると日も照ってきていいお天気に!
青空の下のドライブは気持ちいい。
山を見ると離れるのが寂しい気持ちになったけれど・・・

お昼は途中でピクニックでもと話していたが、気温をみると外は氷点下。
お天気とは言ってもさすがに外で食べるのはきついでしょう、ということで
電車の時間も微妙なのでグルノーブルでそのまま別れ、私は電車で一人パリへ向かうことに。
ぎりぎりで買ったチケットはえらい高いなと思ったら1等車でした。
この日は2日でお正月休みの人も多いんだった。
日本の帰省ラッシュほどじゃないにしても、当日20分前のチケットじゃ空いてないわけだ。
初めての1等車。
荷物もすごいし、コートも分厚いしで場所をとってしまうその日の私には贅沢だけれどこの
ゆったりさがありがたい。
さすがにこの日は家族連れも多くて静かではなかったけれど、いつのまにかうとうと。

無事にパリに着き、バスに乗ったはいいけれど乗り換えバスが見当たらず随分歩く羽目に。
そして日本でいう6階の部屋までエレベーターなしの最後の試練を往復して荷物を
運び込み、やっと一息。
長い1日でした。





平成25年 元旦 

2013年1月1日

楽しく迎えた新年は去りがたく、家に戻ったのは2時過ぎ。
その頃は空は晴れてきれいな星が見えていました。
がしかし、朝ゆっくりめに起きてみると何と外は真っ白。
大粒の雪が降っていました。

雪景色を窓から見つつ、ちょっと落ち着いてメールで新年のあいさつやらのやりとり。
ここへ来てからずっとばたばたしていたから、久々にゆっくりパソコンの前に座った気がします。
FBで日本の新年の様子もみんながUPしていて、晴れ晴れした気持ちに。
気を引き締めて、楽しい年にしていこう!と改めて思ったのでした。

昨夜も遅くまで食べていたのでお腹がすかず、お昼すぎにやっと何か食べようということで、
お雑煮を作り、おせちの残りとともにジャンポールと3人でお正月気分。
おもちを喉に詰まらせないように、しっかり食べ方の説明もしながら。
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あっ、日本ならここでお屠蘇だったなぁ。
おもちはパリで買ったけれど、日本酒はすっかり抜けてました。残念っ。

この日はさすがにちょっとのんびりして、明日出発できるようにと荷作りを始める。
毎回この作業だけは好きになれない・・・

そして雪がやんだ頃に少しだけ山を散歩してみることに。
遠くの山が半分霧がかっている景色が幻想的でした。
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明日はこの山を離れるのかと思うと、ちょっと淋しい気分。
見納めと思いながら暗くなるまで近場を歩いてまわる。
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夜は乾物などの食材のチェックをしながら、期限があぶないものは自家消費用に持って帰るようにより
分けたりしながら食在庫整理。
夏に来た時にぐちゃぐちゃだったのをある程度自分がわかりやすいように整理してはおいたものの、
細かい期限などをチェックする余裕がなかった。ここまでしておけば春以降のワークの発注も割と
楽になりそうで良かった。
家の中も荒らされないように祈りながら、できる限りリスクのないように片付けて最後のお掃除。

夕食は残りものを片付けつつ、瓶に少しだけ収まりきらなかったローズヒップのコンフィチュールで
スープに。
甘酸っぱい味がクリームの濃くとぴったりで、冬のバレームの山を思い描きながらの最後の食事にぴったりでした。

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