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フランス流 新年の愉しみ 

1月13日、14日

8日に無事に日本に着き、久々の青空の見えるお天気に嬉しくなりました。
パリに着いた2日から出発の日まで、毎日が時々小雨も降るどんより曇り空。
さすがに気分が滅入ってくる。
太陽のパワーはありがたいです。

そんな気分のあがったところで、帰った翌日から早速週末のイベントに向けての準備を始めました。
薬草Labo.棘さんのイベント「私の知ってるフランス展」でフランスの田舎、家庭料理と
ガレット・デ・ロワをお出しする予定がすでに入っています。
そのために重量制限ぎりぎりではらはらしながらも、フランスから美味しい食材をしっかり携えて
帰ってきました。

フランスにいる間に試作してみたり、メニュー構成をある程度組み立てている間にほぼこれでいこう!
というイメージはできていたので、後は日本の食材次第。
畑にある野菜や旬のお魚などと相談して。

今回はガレット・デ・ロワのお菓子の仕込みと料理の仕込み、そして迷った末に美味しいパンを買いに
行く暇がないので久々にパンも焼くことに。
どっちみちガレットでオーブンを使うのだから、その間に発酵させて焼いたらうまくいくかなという
考えもあったのだけれど、そこはちょっと甘かった。
パイ生地のガレットはなるべく涼しい状態で作業をしないと生地がだれてしまうし、パンは暖かいほうが
発酵がしやすい。温度の好みが正反対の二つを同時進行してしまったから、涼しい部屋と暖かくした部屋を
行ったり来たり。なかなか管理が大変でした。
今回はガレットを6台で3回転、その間にパンを2回転。
アーモンドクリームは1日は寝かしたほうがいいので前日に作り、カスタードクリームも作って
クレームフランジパーヌにしたものを生地につめて焼きました。
きれいに焼きあがり満足。
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柄はいろいろありますが栄光の意味があって縁起がいいとされる月桂樹のモチーフに。

そして、パンは全粒粉とライ麦をあわせたシンプルなカンパーニュのみ。
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久々にしてはまあまあの焼き上がり。

当日棘さんに行ってみると、タマミさんの素敵なアンティークが昭和の作りの日本の家に美しく
並んでいました。
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温かみのある木の家に並べられたフランスのアンティーク、懐かしいような気持ちになるから不思議です。
準備もあるから時間もあまりないのだけれど、ついつい手にとって眺めてみたくなってしまいます。
久々にタマミさんの素敵なセンスに触れさせてもらい、また気分があがりました。

そしてふと顔を上げると、奥にはバンっとふみかさんの勢いのある水墨画の大きな作品。
目に飛び込んできて思わずブルっと鳥肌がたちました。
パリに滞在して描き上げられた作品、私もちょうどその時期パリにいたので1日だけお会いして、
パリの生活のいろいろを語り合いました。
自分の思い通りばかりにはいかない、その時の思いがよみがえる気がして、そしてふみかさんのゆるぎない
美しいものへの思いが表現されている世界がその1枚にこめられている感じがしました。
力強くて美しい世界、素敵です。

そして準備をしている間は養生園でも一緒に仕事をした、すみさんのピアノの演奏会。
今回はフランス展ということで、すみさんがセレクトしたフランスにまつわる曲をクラシックから、
シャンソンまで。
そしてみんなのフランスの思い出などを聞いた後は、そのイメージですみさんの得意な即興演奏。
皆さんの話はあまり聞こえないのだけれど、その後の演奏で1日目と2日目のイメージが大きく違ったの
が印象的でした。
そしてすみさんの即興は本当にのびのびと気持ちよく、料理を準備するのもとても楽しくなります。
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これは2日目の朝。庭の見える景色にピアノの音が響いて、贅沢な気持ちいい時間でした。

そんな参加の方の力をいただきながら、準備させていただいたお料理。
今回は寒い冬にあたたまる、山の田舎、家庭料理のイメージでご用意させていただきました。
鰤と葱の松の実マリネ。
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鰯をイメージしていましたが、たまたま美味しそうな鰤をみつけたのでこれも冬ならでは。

そして標高1200Mの山の寒さの中でじっくり乾燥、熟成された山のソーセージ。
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大根、蕪、ごぼう、人参、長いもなどたっぷりの和野菜のピクルスと一緒に。
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そして温かいお料理は、トランペット茸とレンズ豆、キャベツの煮込みとタルティフレット。
タルティフレットはフランスのSavoieサヴォワ地方、アルプスの山の方の郷土料理の一つです。
私が昔留学した場所で何度も食べて、心も身体も温まった素朴な料理です。
本当にどこにでもあるようなじゃがいも、玉ねぎ、ラルドンにルブロッションというその土地のチーズ、
そして生クリームなどとてもシンプルな材料ですが、それぞれの相性が絶妙なのです。
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ホクホク温まってもらえたらという気持ちで作りました。
もちろん乳製品たっぷりで、フランス人のように大盛を食べたら胃腸が重くなってしまうので、山盛りの
グリーンサラダを添えて。
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最後のお楽しみはチーズ、全8種類。ヤギのチーズ、牛のチーズ、そしてウォッシュタイプに
セミハードタイプ、ブルーなどなかなか食べれないものを食べ比べてもらう感じで。
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チーズは味も食感も香りも本当にそれぞれなので、ちょっとどきどきしながら食べるのも楽しい。
ちなみにチーズはフランスでは食後のデザート代わり、デザートを食べる時はその前なので、今日も
フランス気分で最後にお出ししました。
すっかりこの頃には皆さん和んで、わいわいとフランス話やらで盛り上がっているのが
聞こえてくるのがいい雰囲気。

そして今回のお楽しみの一つ、ガレット・デ・ロワ。
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王様たちのお菓子という名前のこのお菓子、シンプルなアーモンドクリームのパイですが、フランスでは
1月に食べる季節のお菓子。
本来は1月6日のキリストの公現節を祝ってこの日に食べるものですが、フランスでは2日からすでに
パンやさんやお菓子やさんに並び始め、1月いっぱいはみんなあちこちで食べて楽しんでいます。
そしてこの中にはフェーブと言われる小さな陶器の人形が入っていて、これが当たった人はその年1年
は皆の祝福を受けてその日は王様(王妃様)に。王冠がのっているのはそのため。
フェーブとはそら豆のこと。その昔は本当に乾燥したそら豆が入れられたことからこの名前がついたと
言われています。
タマミさんが展示されていたアンティークのフェーブ。
フェーブにも今はいろんなタイプがありますが、この素朴さがなんともかわいいです。
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せっかくの1月のイベント、ならば新年を祝ってフランスの新年の愉しみを味わえるお菓子をぜひに!と
いうことで提案させてもらいました。

さて両日とも2台を切り分けたので、王様は二人づつで4名、そしてスタッフでその後楽しんだ中にも1名。
誰に当たるのかわくわく。
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ずらっと幸せな顔です。
当たった人はなぜか1月10日、11日、12日生まれが3人も。
誕生日の祝福ですね。
そしてそれを一緒に祝う皆さんに幸せパワーが届いたに違いないです。
今年1年、皆さんが祝福で満たされますように・・・

新年会のような気分で私もとっても楽しかったです。ありがとうございました!
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