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名残のお茶の愉しみ を終えて 

10月25日(金)~27日(日)

薬草labo.棘さんにて、お茶とともに過ごす3日間のイベントをさせていただきました。
今回は初の毎日違う愉しみ方での試み。
本当は和菓子教室も入れての4日間の予定が、一日は定員に満たずでお断りしてしまった方、
申し訳ありませんでした。
この週末は大きな台風が2つも接近して初日の金曜から台風が心配される中、たくさんの方に足を運んで
いただきありがとうございました。

初日の金曜は茶懐石作りの教室と自分たちで作った茶懐石をいただいてのお茶会と
なりました。
お料理の教室は場所によって、また集まる方によってその流れが作られるのもおもしろいところ。
今回はお茶をされてる方やお料理に慣れてらっしゃるかたが多かったせいか、周りの方を
気遣いながら自分の役割をこなしてくださるようなそんな気持ちのいいお料理時間でした。
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茶懐石は亭主がおもてなしの心をこめてつくる、基本的な和食。
作りこんだ派手なお料理ではなく、季節の素材を生かしたシンプルなお料理。
青菜やお芋をちょうどよくゆでたり、蒸したりつぶしたり、銀杏をむいたり・・・
お魚も串にさして焼いたり、と手の込んだことではないですがちょっとひと手間の
一つ一つの丁寧な仕事で出来上がりはかわってきます。
皆さんのそんな丁寧さがあらわれた、美味しいお料理ができあがりました。
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さてお食事からは皆さんがお客様。
折敷を受け取って一文字飯、お汁、向付と順番にいただきます。
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さつまいもと丘わかめのお味噌汁と秋刀魚の酢〆。

茶懐石ではお酒もお供に出されますが、この日はお酒はなしなので続いて煮物椀。
これはちょっと手をかけた一品。
栗の葉の香りがあまりにも良かったので、栗の葉でくるんでむした里芋とかぼちゃで
この日のお月さまのイメージで。
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お出しも栗の葉からとったらこうばしい秋の香りに。

焼き物は鰤の幽庵焼き。
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そして畑には茶豆の枝豆やむかごがちょうどなっていたので、八寸をもう一皿。
海のものには酢〆で残った秋刀魚の骨の揚げせんべい。
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お酒もないのでここまでで、あとはおこげごはんの湯斗に香の物を添えて。
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お席をあらためてのお茶の席、今回はお茶をされている方が多いのでお濃茶に。
お菓子は皆さんで仕上げていただいた、いが栗きんとん。
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なんとこの日のお客様は裏千家と宋偏流、そして私が表千家と3流派の集まり。
お作法の違いもたくさんあって戸惑うこともありますが、こんな機会だからこそ
学びあえる貴重な時間でもありました。
流派の違いや思いを語りあったり、学びあったりと和やかに。
お茶の精神の大事なことは同じなので、お作法の違いを超えた一体感が感じられ、お互いを思いやる
心で一緒にお料理ができたのは気持ちの良いひとときでした。


土曜日は季節の素材をたっぷり目でも楽しんでいただける茶懐石点心のランチと秋の実満載の
お茶タイム。

イベントの直前に銀杏がどうかな~とお気に入りの場所に行ってみると、あまり臭くない・・・
あら、まだだった?と思いながら近くを散策するとちゃんと落ちてました。
台風が迫って雨が降り出してきたものの拾い出したらとまらない、楽しい時間でした。

というわけで銀杏のおこわに、栗にみたてたいが栗揚げやお野菜の吹き寄せ、糸うりと丘わかめの
酢の物、柿の和え物などをお点心に。
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煮物椀はもっちりの里芋饅頭と菊やきのこのお椀。

甘味は栗の甘露煮を練りこんだ月見栗と西尾の樹齢百年のお抹茶をご一緒に。
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お茶タイムのお品書きはこんな感じ。
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お部屋の中でも秋を感じていただけたなら嬉しいです。

さて最終、日曜日は同じ食材をちょっと洋風のコース仕立てでお出しして、さらに日本茶インストラクター
の成田幸世さんがお料理にあわせてワインのようにさまざまなお茶をコーディネートしてくださいました。
幸さんとの打ち合わせをしながらいろんなお茶のお話を伺うと、そこからまた新たなインスピレーションも
生まれたりとお料理も楽しませていただきました。

先付、スープ、前菜、温物、メイン・・・と順番に。
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里芋と葱のほう葉グラタンや秋鮭のけんちんスープ仕立てなど。

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幸さんが出してくださったお茶。
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日本茶の楽しみのバリエーションの豊かなこと。
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今回は中津川の大きな栗を拾いにいったり、いちじくも愛知の碧南で無農薬で完熟をめざす
大きないちぢくが手に入ったりと、山の幸、海の幸と秋の味覚にも恵まれて、おかげで私も
季節を楽しみながらお料理をさせていただきました。
素材が本当に美味しくて、そのままが一番なものは切っただけでお出ししたりも。

そして食前酒にお出しした玉露、またお食事に合わせて玉露ロックをお出ししましたが、そのお茶がら
を栗のリゾットの添えに落花生の和え物にしてみました。
玉露の柔らかい葉はほんのり甘くて上品なお味。
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今回の会ならではの一品でした。

参加くださった方、そしてとても楽しくお茶のコーディネートと会を盛り上げてくださった幸さん、
棘のお二人、皆さんのおかげで私も目一杯楽しませていただいて、本当にありがとうございました。
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[2013/11/22 03:09] Cérémonie du thé お茶 | TB(0) | CM(0)

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